好きだから。

食堂……、は天真くんと視線を合わせたくないから
行きづらい。


よし、購買でパン買って、それで済ましてしまおう!


すっごい混んでいると思うけど、急いでいけばパンの
一つくらい買えるはず!!


私は財布を片手に、教室を飛び出した。


「はぁっ、はぁっ、」


小走りで息を切らしながら、私は廊下を突き進む。


昼休みなだけあって、廊下は人であふれていた。


階段を下りて右に曲がった瞬間━━。