いじめっ子の女の子たちから、助けてくれたことは、 すごく嬉しかった。 いくら感謝の言葉を述べても、足りないくらい。 そして、珠雨くんの優しさにも、触れることが出来た。 だけど、私は、あの日以来、珠雨くんを避けて しまっている。 あからさまに避けるのではないけれど。 珠雨くんが話しかけるときは、話すけど、自分からは声を かけられないって感じかな。 授業中、ときどき、右隣りの席の珠雨くんの横顔を盗み見るけど━━━━。 寝顔も、起きている横顔も、かっこいいなって最近、思ってしまう。