好きだから。

びっくりした……、けどどうしよう?


私は、内気な性格で未だにクラスの人と、まともに
喋っていないから、相談できる友達もいない。


気付かない内に、私、珠雨くんの気に触るようなことでもした?


ううん、そんな筈は無い。


けど、ぼんやりしていなれない。


なにか、私にしか相談出来ない重大な話かもしれないし。


━━早く珠雨くんの所に行かないと。


確か、「裏庭で待ってる」って言ったよね?


珠雨くんの言葉を思い出して、私は、慌てて教室を
飛び出した。


全力ダッシュで、1分足らずで約束の裏庭につく。


学校の裏庭は一つしかないから、多分間違いはない筈だ。


きょろきょろしていると━━━━。


サラサラの黒髪の風でなびかせている、珠雨くんの
姿があった。


立ち姿も様になるなぁ。


カチンと珠雨くんと視線が合う。


思わず、ドキッとしてしまう私。