好きだから。

朝起きると、どうしても、嫌なことばかり考えてしまい
気分が落ち込んでしまう私だった。


━━ペシン!


私は、気合を入れる為に、両頬を手で叩く。


弱気になったら、ダメダメ! 


お姉ぇちゃんが仕事で嫌なことがあったとき、私に
口癖のように言っていた言葉だ。


今は、辛い。


けど、あの子たちも、きっと私に飽きてやめるだろう。


信じて、私はベットから飛び起きた。


手早く、朝の支度を済ませる。


まだ寝ている姉の部屋の前で、“行ってきます”と心の中で
言ったあと、私そっと、家を出た。