好きだから。

キーンコーンカーンコーン。


HRが終わり、私は少し、喉が渇いたなと思って席を立つ。


鞄から財布を取り出して、自動販売機がある廊下に
出ようとした時。


「あ、ねぇー、委員長代理ぃー。あたしたちの分も買ってきてよ」


「へっ!?」


突然、四方から女子グループに囲まれる私。


私は、弱弱しく声を絞りだした。


「え、で、でも、」


「でも?」


「そういうのって委員長代理の仕事なのかなって、
思うんだけど……」