俺たちの青春の半分は恋でできている ~信じてますか? 運命の恋~

「いやだからまだ目標達成してないから付き合ってないんだってば」

「ふふっ、そっか。でも、よかったね。まだ付き合っていないとしても、気持ちは繋がってるってことでしょ?」

「まあ、そういうことかな?」

「そういや秋山は最近どうなんだよ」

「うん、僕たちも順調かな?」


 そう言う秋山の口元が綻んでいるところを見ると、かなり順調だってことか。


「冬島んとこは? 別れたって言ってたけど、夏休み中、よく図書室で一緒に勉強してるよな? ひょっとして、より戻った?」

「いや。別れたままだ。向こうがそれを望む限りそのままでいようとは思っている」

「ふうん、そうなんだ。ほんと冬島って99%が思いやりでできてるって感じだよなー」


 ちゃんと知るまでは、固くて冷たそうなイメージだったけど。

 ほんと、中身はめっちゃアツくていいヤツだよな。


「そんじゃその残りの1%はなんなんだよ」

 夏目にツッコまれ、腕を組んで考え込む。


「そうだなあ……下ごこ……いやっ、ウソウソ。冗談だって」

「まあ、否定はしない」

「下心あんのかよっ」

 夏目の激しいツッコミが炸裂する。