俺たちの青春の半分は恋でできている ~信じてますか? 運命の恋~

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 たしかに学費は高そうだ。

 だが、大学同様、奨学金制度もあるのか。

 授業料や入学金を免除もしくは減額という制度もある。


「え、冬島って、服飾系の専門狙い? めっちゃ意外なんだけど」

「いや。俺じゃない」

「冬島じゃない? あー……なるほどなー」


 学校で調べ物をしているところを春田に見られてしまったが、すぐに状況を察してくれたようだ。


「自分の将来がしっかり見えてるって感じで、そういうのってカッコいいよな」

「そうだな」


 俺もそう思う。

 漠然と就職に有利そうだという理由で工学部を目指している俺なんかよりも、ずっとカッコいい。


 だけど、なにを言ったところで余計なお世話になってしまうだろう。

 よく考えた上で望愛がそう決断したのなら、これ以上なにも言うべきではない。

 わかってはいるんだが……。


「そうだ! ファッションが得意ならさ、俺、麻井に相談に乗ってもらいたいんだけど」

「デート用のコーデにでも迷っているのか?」

 俺がそう尋ねると、春田が途端におどおどする。


「ま、まだ付き合ってないし、付き合えるかもまだわかんないけどな? けど、準備しとくに越したことはないかなーなんて」

 春田が、あははと恥ずかしそうに笑う。