あー、さすがに疲れたあ。
結局二晩とも、ベッドに入ったのは日の出直前。
ま、楽しかったからいいんだけどさ。
自宅近くの最後の角を曲がると、お隣の倉橋家の前で誰かが立ち話をしているのが見えた。
「じゃあ、また」
「うん。わざわざ本当に送ってくれてありがとね」
「いや、一応アイツらにそう言っちゃったからさ」
おっ、咲希も今帰ってきたとこか。
修学旅行から帰ってすぐ咲希に会えるなんて超ラッキー♪
……なんてのんきなこと言ってる場合じゃなさそうなんだが?
オレの長年の想い人、倉橋咲希を家まで送ってきたっぽい男が、こっちに向かってまっすぐ歩いてくる。
オレのすぐそばまで来ると、男がオレの方をチラッと見る。
そして、そのままなにも言わずに通りすぎていった。
さらっとした黒髪に、ぱっと見でも整った目鼻立ちだってのがわかるくらいの爽やかイケメン――オレとは真逆のタイプだ。
……ハッキリ言って、モテそうだな。
オレに気づいた咲希が、オレに向かって小さく手を振る。
「海斗、おかえり」
「お、おう……ただいま」
オレが右手を軽くあげて返すと、咲希がオレの方に向かってゆっくりと歩いてくる。
「修学旅行、どうだった?」
「んー? まあまあだったかな」
結局二晩とも、ベッドに入ったのは日の出直前。
ま、楽しかったからいいんだけどさ。
自宅近くの最後の角を曲がると、お隣の倉橋家の前で誰かが立ち話をしているのが見えた。
「じゃあ、また」
「うん。わざわざ本当に送ってくれてありがとね」
「いや、一応アイツらにそう言っちゃったからさ」
おっ、咲希も今帰ってきたとこか。
修学旅行から帰ってすぐ咲希に会えるなんて超ラッキー♪
……なんてのんきなこと言ってる場合じゃなさそうなんだが?
オレの長年の想い人、倉橋咲希を家まで送ってきたっぽい男が、こっちに向かってまっすぐ歩いてくる。
オレのすぐそばまで来ると、男がオレの方をチラッと見る。
そして、そのままなにも言わずに通りすぎていった。
さらっとした黒髪に、ぱっと見でも整った目鼻立ちだってのがわかるくらいの爽やかイケメン――オレとは真逆のタイプだ。
……ハッキリ言って、モテそうだな。
オレに気づいた咲希が、オレに向かって小さく手を振る。
「海斗、おかえり」
「お、おう……ただいま」
オレが右手を軽くあげて返すと、咲希がオレの方に向かってゆっくりと歩いてくる。
「修学旅行、どうだった?」
「んー? まあまあだったかな」



