カーテンコールはまだ鳴らない。


深夜⼀時を過ぎた店内は、昼間の喧騒が嘘のように静かで、

⼆⼈の間には、酔いと懐かしさが混じった、妙に落ち着いた空気が流れていた。

――夜は、まだ終わりそうになかった。