カーテンコールはまだ鳴らない。


「炙りしめ鯖と冷奴です」

「ありがとございまーす。

………って、これも頼んでたのか!」

「ね。メニュー⾒てると好奇⼼が止まんなくなる。」

「わかる、あれもこれも気になるよな」

⼆⼈はまたメニューを⾒ながら軽⼝を交わす。

「焼き⿃も頼む?」

「頼む頼む! あとたこわさも!」

「あ、いいね」

グラスに残ったレモンサワーを傾けながら、笑いながら料理を選ぶ⼆⼈。