カーテンコールはまだ鳴らない。


「あぁ……」

すぐに思い出す。

「五⽊蓮くん。

後輩で、バディ」

「バディ?」

「ツーマンセルの相⼿。相棒的な?」

説明すると、侑玖はふうん、と頷いた。

「彼⽒かと思ったわ」

その⼀⾔に、思わず吹き出す。

「違う違う」

⼿を振って否定する。

「それ、五⽊くんにも思われたみたいだけど」

「あっちにも?」