溺愛学園〜甘すぎる学園が開幕です!?〜

バス停で待っていると……

知覚に路地裏があった。

路地裏で見覚えのある姿が見えた。

あれって……

橘奏斗君じゃない……?

心配で近づいてみると……

橘奏斗君が殴られていた。

助けなきゃ……

気づけば、私は路地裏に入ってた。

「なにしてんの……」

「は?お前誰だ。部外者は突っ込んでくんじゃねぇ。」

顔が怖いヤンキーさんっぽい人に言われたけど……

今はそれどころじゃない……

怖がってる場合じゃない。

「人を殴る行為は良くない!」

そう言うと……私が殴られた。

結構痛かった……

「ふざけたこといってんじゃねぇ!」

怖い……でも助けなきゃ!

もう1回殴られる……!

と覚悟を決めて目をぎゅっとつぶると……

「あれ……痛くない……?」

すると橘君が庇っていた。

橘君が殴られちゃう……なんかしないと……

あっ!これがあった!

このサイレンのキーホルダーでどうにかなるかも……

ーピーポーピーポー

すると……ヤンキーさん達は慌てて逃げた。

「……ッ、良かった……」

そういえば私、橘君に会わないようにしてたんだった……

でもマスクをつけてるから大丈夫。

「大丈夫ですか?……びょびょ病院に行ってきた方がいいんじゃないでしょうか?私はこれで……あっ……これどうぞ!。」

私は彼にサイレンのキーホルダーを渡して……走って逃げた。

「待て。」

手を握られて……動けない。

マスクを取られて、

顔を見られちゃった……

「花翠とわ……!」

バレた……余計なことしてごめんなさいって謝ろう。

「ごめんなさいっ!余計なことして……」

「全然余計じゃないし。…それに、」

「手、震えてる」

え……気づかなかった。このぐらい大丈夫……

大丈夫なはずなのに、震えが止まらない……

「だ、大丈夫だよ。このくらい……」

「大丈夫な訳ないだろ、早く来ないと……置いてくぞ。」

すると私が持っていたナップサックを持ってくれた。

「俺の名前は橘奏斗。なんでも呼べ。」

不器用な優しさにちょっと笑いそうになった。

「ありがと、」

「何笑ってんだよ。」

「わ、笑ってないしー。」

自然と震えが止まった。

その後、バスに乗ったあと、私の意識が途切れた。