「……今⽇は死なないって、⾔ったよな。」 誰に⾔うでもなく。 スマホに⼿を伸ばしかけて、⽌まる。 連絡先はない。 今、何してるかも分からない。 ちゃんと寝ているのかも、分からない。 胸の奥が、ざわつく。 「……ほんと、めんどくさいな。」 ⼆度⽬。 でもさっきと意味が違う。 また寝返りを打つ。 布団をぎゅっと握る。 ⾃分の衝動より。 あいつの衝動の⽅が、現実味がある。 だから余計、落ち着かない。