ダウナーちゃんは死にたがり


伊織は窓枠に⼿をかけた。

体を乗り出す。

⼆階。

⾼くはない。

でも、運が良ければ死ねる。

「……いっか。」

誰も⾒ていない。

⽌める⼈もいない。

屋上と違って、声もかからない。

⽚⾜を窓枠にかける。

夜⾵が強くなる。

髪が揺れる。

その瞬間。