「……はぁ。」 ⼩さく息を吐く。 明⽇まで⽣きるって⾔ったのに。 “とりあえず明⽇”。 ただそれだけのはずなのに。 布団を抜け出す。 ⾜裏に伝わる床の冷たさが、やけに現実的だ。 カーテンを指でつまみ、少しだけ開ける。 夜の街。 街灯の⽩い光。 静まり返った住宅街。 窓を開ける。 ひやりとした空気が、頬を撫でる。