ダウナーちゃんは死にたがり


ポケットから煙草を取り出す。

⼀本、指で挟む。

でも⽕はつけない。

代わりに、そのまま天井へ視線を戻す。

「……気持ち悪」

⾃分に対してだ。

あんなこと⾔っておいて、もう気にしている。

スマホを握りしめる。

連絡先は、ない。

暗闇の中、⽬を閉じる。