電気をつける気になれず、そのままベッドに腰を下ろす。 スマホを取り出す。 画⾯は、何の通知もない。 当たり前。 誰とも深く繋がっていない。 「……⼀年レンタル、か。」 ⼩さく笑う。 軽⼝のつもりだった。 でも。 脳裏に浮かぶのは、フェンスの向こうに⽴つ伊織の背中。