ダウナーちゃんは死にたがり

――死にたい。

誰もが⼀度は抱く、どうしようもない強い欲求。

⾃殺衝動というのは、基本的に感じてから30分ほどで収まってしまうそうだ。

いつも明るいあの⼦も、みんなの⼈気者なあの⼦も、死にきれなくて

泣いた夜がある。

それはきっと、全ての⼈間に等しく存在する、危うくて愛おしい時間。

私は死んだ後、誰かに⾃分の⼈⽣を全うしたと誇れるのだろうか。

⾃分は幸せだったと、雄弁に語ることができるのだろうか。

―――これは、私が死ぬだけの物語。

そして君が、⽣きる意味を⾒つける物語だ。