5、6限をことなくやり過ごし、放課後。かばんにノートを詰めて中央玄関を出ると、正門の前にカザネの姿が見えた。
げっ、マジで待ってやがる。身を縮こめて通り過ぎようとするけど、ガシッと腕を掴まれた。
「なにどさくさに紛れて帰ろうとしてんだよ」
「……あっ、その」
「後ろに乗っけてやるから、ついて来い」
有無を言わさず近くのコンビニまで連れて行かれて、メットを渡される。そのままバイクの後ろに座らされて、猛スピードで街を走り抜けた。
なんだこれ、なんだこれ! 想像より怖すぎるだろ。
「しっかり掴まってねぇと、振り落とされるぞ〜」
「ひぃぃぃーーッ!」
荒い運転によろめいて、思わず肩を鷲掴みする。
「キャァッ」
前から変な声が聞こえた気がする。でも今はそれどころじゃない。命の危険が優先だ。
「も、もっとスピード落として! 安全運転してくれぇ……」
必死に訴えたからなのか、徐々に加速が落ちていく。相変わらずエンジン音は激しいけど、これくらいの速度ならまだマシだろう。
「……手」
「……はい?」
「いつまで肩に置いてんだよ。お、落としたんだから、早く離せ」
「えっ、あっ、すみません!」
肩にあった手をサドルへ移動させる。
なんだよ、掴まっていろと言い出したのは自分じゃないか。
バイクの後ろに乗ったことなんてないから、よく分からないぞ。
もんもんとしていると、目的地であるショッピングセンターに着いた。
げっ、マジで待ってやがる。身を縮こめて通り過ぎようとするけど、ガシッと腕を掴まれた。
「なにどさくさに紛れて帰ろうとしてんだよ」
「……あっ、その」
「後ろに乗っけてやるから、ついて来い」
有無を言わさず近くのコンビニまで連れて行かれて、メットを渡される。そのままバイクの後ろに座らされて、猛スピードで街を走り抜けた。
なんだこれ、なんだこれ! 想像より怖すぎるだろ。
「しっかり掴まってねぇと、振り落とされるぞ〜」
「ひぃぃぃーーッ!」
荒い運転によろめいて、思わず肩を鷲掴みする。
「キャァッ」
前から変な声が聞こえた気がする。でも今はそれどころじゃない。命の危険が優先だ。
「も、もっとスピード落として! 安全運転してくれぇ……」
必死に訴えたからなのか、徐々に加速が落ちていく。相変わらずエンジン音は激しいけど、これくらいの速度ならまだマシだろう。
「……手」
「……はい?」
「いつまで肩に置いてんだよ。お、落としたんだから、早く離せ」
「えっ、あっ、すみません!」
肩にあった手をサドルへ移動させる。
なんだよ、掴まっていろと言い出したのは自分じゃないか。
バイクの後ろに乗ったことなんてないから、よく分からないぞ。
もんもんとしていると、目的地であるショッピングセンターに着いた。



