そして授業が終わった時、金橋くんは先生の所に行った。
私は雫のところに行きたいなと思って席を立つ。
「すみません!金橋宝いませんか?」
そんな声がした。
「金橋くんですか……?金橋くんは先生と職員室に……」
「待って。名前聞いてもいい?」
「え、えっと……月夜空です……?」
なんで急に名前?
どうしたんだろ……?
「もしかして、主席の人?」
「そう、です……」
主席……頑張ったんだ、ただでさえ、芸能学校の中でもレベルが高い学校だから。
「生徒会に入るつもりだったり……する?」
「な、なんでですか……?」
「あ、えっと聞いたほうがいいかなって」
ちょっと、待ってください……!
少し、言ってる意味がわからないよ……!
「そんな事言われても……」
「あ、あの金橋くんは生徒会に入ること応援してくれてて……だから入ろうかなって思ってて……」
「はい、るんだ。……金橋、宝……!?」
「は、はい……」
「……ごめん!急に話しかけちゃって!俺の名前は日向太陽っていうんだ、初めまして」



