「へー!加西なんだ〜!じゃあ反対方向だね」
「うわー、悲しっ!クラスで話そーね!」
「そうだね……!」
『キーンコーンカーンコーン』
「雫バイバイっ!」
「じゃ〜ね〜」
「はい、髪の毛できた」
「わ!早いね……!」
「お団子のハーフアップ〜!」
金橋くんはスマホのカメラを私に向けて見せてくれた。
その画面の中には、私の後ろの髪の毛があった。
「金橋くんすごい……!!」
「ふふっ、でしょ?」
「うん……!憧れる!」
金橋くんは私に微笑んでくれた。
「可愛いものが好きだから!」
私が女子なはずなのに、女子より女子力が高いよっ!金橋くん……!!



