スターライズ ① 〜アイドルになることは溺愛の始まり?〜




そのあとは先生の自己紹介をして、そのまんま自分の紹介をする流れになった。

1番の子が自分の活動について話してたから…私たちも話さなきゃかな……。ってまた怖かったけど、雫が2番だから、活動についての言わなくてもいい空気を作ってくれるといいな……。


「初めまして〜。雨水雫です。活動についてはかくかくしかじかで言えません。すみません。でも、特技を言いたいと思います〜!私はリコーダーが得意なんです〜。以外でしょ〜?リコーダーで音楽のA評価取ってるから〜!1年間よろしくね〜。」

そのあとは私はモデル活動してます!

俺は、俳優です。

俺アイドル〜

私は、えっとこれでもアイドルですっ!


っていう自己紹介が続いた。

でも、私の隣の人がたった瞬間に空気が変わった気がした。


「こんにちは〜。金橋 宝(かなはしたから)です。僕もね〜かくかくしかじかで言えないんだ〜。僕、結構運動神経いいの〜!僕と1年間一緒のクラス、よろしくね〜。」

話がゆっくりとしていて、なんだか声を聞いているだけで気持ちが優しくなっていくような……そんな声。