こうして、五人であーでもないこーでもないと話し合いながら、三十分ほどかけて、それぞれの衣装が決まった。
とりあえず試着をしてみようということになり、各自フィッティングルームで着替える。
「どうよ、この衣装!」
「わー! 塁生くん、すごく似合ってるね!」
はじめに着替えを終えたのは、塁生と優希だ。
妖精の衣装を身にまとっている塁生が動くたびに、ピンク色の裾がふんわりと揺れている。
「そういう優希も、王子姿、けっこう様になってるじゃん」
「ほんと? それならよかった」
優希は、紺と黒色をベースとした衣装に、赤いマントを付けている。
フェザーハットという羽がついた帽子もかぶり、愛らしい雰囲気の王子様が完成していた。
次に着替えを終えてやってきたのは、雄星だ。



