Actors☆5(アクターズ☆ファイブ) ~5人で挑む、はじめての舞台~



「お、あったあった。これとかいいんじゃない?」

「だめだ。派手過ぎる。お前はマレフィセントの手下だろう。マレフィセントよりも華美な衣装を着てどうする」

「チェッ。別にいいだろ、ちょっとくらい派手でもさ」


黒とエメラルドグリーンを基調としたキラキラの衣装を手に取った塁生は、雄星に一刀両断で切り捨てられて、不満そうにしながら衣装を元の場所に戻している。


「あ、これとかぽくない?」

「あ、妖精の衣装……ちょ、ちょっと、可愛らしすぎる気もするけど……」

「えー、これくらいがちょうどいいと思うけどなぁ。ほら、背中に小さい羽もついてて可愛いし。八乙女くんはどう思う?」

「そうですね……ピンク・ブルー・グリーンの三色分の衣装がありますし、雰囲気的にも合っていて、俺もいいと思います」


琥太郎が見つけた妖精の衣装は、裾の方にチュール生地がふんだんに使われていて、華やかで優しい印象が感じられる。

目立つことが得意ではない謙杜は嫌そうな顔をしているが、雄星にもお墨付きをもらい、妖精の衣装はこれに決定した。