Actors☆5(アクターズ☆ファイブ) ~5人で挑む、はじめての舞台~



「うーん、二人でも舞台には立てるけど……」

「あと何人かいたほうが、芝居の幅が広がる」

「そうだよね。ユニットは、最大で七人までで組むことができるんだよね?」

「ああ。五月の試験まで、あまり時間がない。なるべく早くメンバーを集めて、さっさと稽古に入りたい」

「そうだね。あ、確か、ユニットを組むのに学年は関係ないんだよね? だったら、先輩を誘ってみるのもありじゃないかな? 学園のことにも詳しいだろうし」


昼休み。優希と雄星は中庭に設置されているベンチに並んで座り、今後のことについて話し合っていた。


ちなみに、ひと学年三クラス制になっていて、星・月・花の三クラスに分かれている。

優希と雄星は、同じ星組だった。


「あー……お前に一つ、言っておきたいことがある」

「へ? ひっへおひはいほほ?」


クリームパンを頬張っていた優希は、気まずそうな顔をしている雄星を見上げて首を傾げる。