難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子

っ・・・・・・!

「やめて・・・・・」

私は七条の両手首を掴んだ。

「あ、悪りぃっ・・・・・」

私は自分でも分かるほど今体が震えている。

「なんで付けてるんだろって・・・・・」

七条が言う『付けてる』は黒いマスク。

私は今現在も付けている。

ずっと。

凜と会ったときだって私はマスクを付けていた。

ずっと。

小学生の時から、外出するときはずっと。

絶対。

忘れることなく。