難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子

「陰キャのくせに勝ち逃げしやがってって(おお)・・・・・・誰だったか覚えてるか?この前俺に声かけてきた奴。あいつがキレてた」

ありゃ・・・・・・。

なんとかになんか言われそ・・・・・・。

あ、思い出した。

大野神雲母だ。

すんごい名前だなぁ。

「今何時なの?」

「4時半だ」

4時半かぁ・・・・・・。

「もう帰る。運んでくれたんだよね。ありがと。私Vertexの奴ら倒さなきゃいけないからもう行く」

私がそう言ってベットから降り、保健室の扉に手をかけた。

すると、凜も立って私が開けた扉を通った。

そして、廊下を歩き始めた。

「俺も行く。お前が影月ならお前にだいぶ世話になってる。行ってらっしゃいなんてできねぇ」

あーなるほどね。

Vertexのメンバーは増え続けるけど、Vertexのメンバーの半分は私を相手にするのが怖いからって理由でVertex抜けてる。

その御蔭でFearが絶体絶命な状況に陥ることはなかった。

まあ私が正義の味方の手助けしたってこと。

「凜、裏街の人・・・・・・Fearの人でも私のこと言わないでよ。影月の正体は苑組維だって」