難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子

『位置について、よーいドン!』

体育祭。

リレーが始まった。

私はアンカーでタスキをかけて、出場者スペースにしゃがんでいる。

あっつい・・・・・・。

マスク外したい・・・・・・。

ほんとに5月・・・・・・?

暑すぎる・・・・・・。

そして私の番になり、私はスタートラインにたった。

バトンが回ってきて走り出した。

あーもうあっつい・・・・・・。

でも走ってるから風で若干涼しい。

「「「「「え!?」」」」」

残り半周。

観覧席に一番近いところを1番に通ると、観覧席が沸いた。

え?

特に疑問にも思わずにゴールテープを切った。

へっ・・・・・・?

その瞬間眼の前の景色が反転して、気付けばみんなの足が見えた。