それから、私達は庄田君を保健室に連れていき、これまでの経緯を先生に話すと、二人とも厳重注意で終わった。
この話は瞬く間に学校中に知れ渡り、私達の間でスーパーヒーローとなった櫂理君は学校内で一番の人気者となった。
そして、これを機に庄田君は私に一切手を出さなくなり、平穏な学校生活を迎えることが出来るようになったのだった。
__今思えば、あの時が始まりだったかもしれない。
私を守ると言って、”怪我をしない”という約束を口実に、櫂理君はどんどん強くなっていって。
今ではこのヤンキー校において最強で最恐な存在となった。
誰よりも怖くて、誰よりも頼りになって、誰よりも格好いい、私のたった一人の大切なボディーガード。
きっと、この時から私はもう彼に絆されていたのかもしれない……。



