オレがぼんやりと考え事をしていると、美亜が何やら財布を取り出していた。
「この子は………絶対に取るッ………!」
もしここが漫画の世界なら、間違いなく今の美亜の目には炎がメラメラと立ち昇っていることだろう。
「「…………、お、おう。がんばれ?」」
今まで熱意をこんなに出しているのを見たことがないので、オレと世那はちょっと引き気味の応援をする。
………もしかして美亜って、結構沼にハマるタイプ?
彼女の状況を見ると、あの黒狐を取るまでずっとお金をつぎこむ気がする。
オレはそもそも好きなアニメやぬいぐるみとかには興味がないので、ゲーセンでUFOキャッチャーをやったことがない。
オレは美亜の後ろで、世那にコソッと耳打ちをした。
「ねぇ、世那はUFOキャッチャーやったことある?」
「いや、あまり………。友達と遊びに行くときに、ノリでやったことがあるだけで………。そもそも姉ちゃんも、そこまでやったことないはずです。」
「そっか………、え、取れるのかな?」
オレたちが雲行きの怪しさを感じていると、美亜がコインを入れていた。
ピロリン♪と軽快な音が鳴り、美亜はすぐにアームを動かし始めた。
制限時間は30秒。あの狐は、取りやすい位置にある………けれど。
「この子は………絶対に取るッ………!」
もしここが漫画の世界なら、間違いなく今の美亜の目には炎がメラメラと立ち昇っていることだろう。
「「…………、お、おう。がんばれ?」」
今まで熱意をこんなに出しているのを見たことがないので、オレと世那はちょっと引き気味の応援をする。
………もしかして美亜って、結構沼にハマるタイプ?
彼女の状況を見ると、あの黒狐を取るまでずっとお金をつぎこむ気がする。
オレはそもそも好きなアニメやぬいぐるみとかには興味がないので、ゲーセンでUFOキャッチャーをやったことがない。
オレは美亜の後ろで、世那にコソッと耳打ちをした。
「ねぇ、世那はUFOキャッチャーやったことある?」
「いや、あまり………。友達と遊びに行くときに、ノリでやったことがあるだけで………。そもそも姉ちゃんも、そこまでやったことないはずです。」
「そっか………、え、取れるのかな?」
オレたちが雲行きの怪しさを感じていると、美亜がコインを入れていた。
ピロリン♪と軽快な音が鳴り、美亜はすぐにアームを動かし始めた。
制限時間は30秒。あの狐は、取りやすい位置にある………けれど。


