「俺が信用できなくても、兄貴なら信用できるんじゃないか。兄貴は紳士だから、女子に変なことはしない。心配ならスマホを握り締めてたらいい。いざというときは通報すればいい」
「えっと……」
これは、女子である私に気を遣ってくれてる、んだよね。
不器用でも精一杯、言葉を尽くして私を助けようとしてくれているのが伝わってきて、胸の奥がじんわりと温かくなった。
「俺の家、クーラー利いてて涼しいし。冷凍庫にアイスもあるけど。食べる?」
「……食べたいです」
「そう」
成瀬くんは屈んで私の鞄を拾い上げ、自分の肩にかけた。
まるで、当たり前のことのように。
「え」
「持つよ。しんどいんだろ。ついてきて」
そう言って、成瀬くんは歩き出した。
「えっと……」
これは、女子である私に気を遣ってくれてる、んだよね。
不器用でも精一杯、言葉を尽くして私を助けようとしてくれているのが伝わってきて、胸の奥がじんわりと温かくなった。
「俺の家、クーラー利いてて涼しいし。冷凍庫にアイスもあるけど。食べる?」
「……食べたいです」
「そう」
成瀬くんは屈んで私の鞄を拾い上げ、自分の肩にかけた。
まるで、当たり前のことのように。
「え」
「持つよ。しんどいんだろ。ついてきて」
そう言って、成瀬くんは歩き出した。



