「王子がお前に手をつける前に、この男が手を出したらどうする」
「マテオは兄も同然と申したではないですか」
ねえ、マテオ、と言ったが、マテオは何故か沈黙している。
いや、そこは同意して、と思いながらも、仕方がないので、マレーヌはアルベルトに向かい言った。
「それを言うなら、私がこうしてあなたといるのはいいのですか」
だが、氷の宰相はあの瞳で自分を見下すように見て言う。
「私は王子の花嫁候補に手を出すほど不敬ではない」
いや、私が花嫁候補って、それ、あなたが強引に押し進めてるだけですけどね、
と思っていたが、鋭いアルベルトの眼光にそれ以上はなにも言えなかった。
「マテオは兄も同然と申したではないですか」
ねえ、マテオ、と言ったが、マテオは何故か沈黙している。
いや、そこは同意して、と思いながらも、仕方がないので、マレーヌはアルベルトに向かい言った。
「それを言うなら、私がこうしてあなたといるのはいいのですか」
だが、氷の宰相はあの瞳で自分を見下すように見て言う。
「私は王子の花嫁候補に手を出すほど不敬ではない」
いや、私が花嫁候補って、それ、あなたが強引に押し進めてるだけですけどね、
と思っていたが、鋭いアルベルトの眼光にそれ以上はなにも言えなかった。



