君だけだと誓う

憐に、呼び出された。

約束の裏庭に行くと、すでに花楽里、それから山下さんがいた。

「話って、何だろうね~?」

山下さんがつぶやいていた。

のんきにしゃべっている。

ベンチに二人が座っているので裏庭にある自動販売機に
もたれかかって立っていた。

「遅れてすみません、6限目体育で…」

そう言って、憐が来た。

息を切らして、走ってきていたのがよくわかる。

明らかに本題に入りたそうにうずうずしている花楽里を見て、

「早く本題に入ってほしいんだけど」

そういった。

「あ、えっと、、、」

珍しく歯切れが悪い。

「実は―――俺、夏休みに引っ越します。」

憐が、そう打ち明けた。

二人ともすごく驚いているけれど
憐の親はここ出身ではない。

別にそこまで驚いていない。