「「「えぇぇっ!?」
「どこどこどこどこどこどこどこどこ!?どこに引っ越すの?」
動揺を隠しきれない私と晴菜ちゃんとは対称的に
理桜くんはずっと落ち着いていた。
「あ、カナダに。両親の仕事で。。。ほんとについ最近決まったんですよ!」
衝撃の事実に立ち尽くしてしまった私と晴菜ちゃん。
それに対して理桜くんは
「あ、そう。それだけ?帰りたい。」
と、無反応だった。
「いやいやいやまって⁉俺幼馴染だよ?びっくりするとかないの!?」
この反応は、さすがの憐くんもびっくりしていた。
それなのに理桜くんは、
「別にお前に思い入れはない」
と、冷たい言葉を放った。
「り、理桜くん」
帰ろうとする理桜くんを、決死の思い出引き留めた。
「ひどいよ。憐くんだって勇気を出していってくれたのに。。。」
でも、その言葉が届いたはずもなくて
冷ややかな目を向けた後、ふい、と顔を背けて、
「あっそ」
そういっただけだった。



