校舎を前にしたところで黄色い歓声が聞こえた。
『『『『『『『きゃ~~!憐様~!』』』』』』』
うちの学校はどうも上下差が激しいらしい。
また一人完璧っ子が現れた。
「おはようございます、花楽里先輩。」
「憐くん。おはよう。」
私の周りは完璧っ子が多いらしい。
幼馴染みである憐くんまでもが完璧だ。
少々困る。それに、毎朝挨拶されると女子の視線が痛い。
けれど、私は断っていない。
なぜなら――――――憐くんは、晴菜ちゃんが好きだからだ。
かといって、私が悲しいかって言ったら、正直悲しくない。
別に憐くんはかわいい幼馴染みで距離が近すぎて、弟のようなのだ。
「憐くん、また寝坊したでしょ。ボタンずれてる。」
―――――私が言えたことではないが憐くんは朝に弱い。
「あっ」
私が指摘すると憐くんはいつもやってしまった、という顔をする。
わかりやすいし表情がくるくると変わって素直なので見ていて飽きない。
「じゃぁね、憐くん」
私は、憐くんに手を振って、生徒玄関を離れ教室に向かった。
「逢川くん、すごい人気だね~」
晴菜ちゃんが明るい声で言った。
「。。。あんたにだけは言われたくないと思う。」
正直、こんなモテ女に言われてもお世辞にしか聞こえない。
「あっはは。そーかもねー。にしてもすごい人気だよ~」
晴菜は、予想以上にツボったようで、大笑いしている。
天才のツボは、分からない。
『『『『『『『きゃ~~!憐様~!』』』』』』』
うちの学校はどうも上下差が激しいらしい。
また一人完璧っ子が現れた。
「おはようございます、花楽里先輩。」
「憐くん。おはよう。」
私の周りは完璧っ子が多いらしい。
幼馴染みである憐くんまでもが完璧だ。
少々困る。それに、毎朝挨拶されると女子の視線が痛い。
けれど、私は断っていない。
なぜなら――――――憐くんは、晴菜ちゃんが好きだからだ。
かといって、私が悲しいかって言ったら、正直悲しくない。
別に憐くんはかわいい幼馴染みで距離が近すぎて、弟のようなのだ。
「憐くん、また寝坊したでしょ。ボタンずれてる。」
―――――私が言えたことではないが憐くんは朝に弱い。
「あっ」
私が指摘すると憐くんはいつもやってしまった、という顔をする。
わかりやすいし表情がくるくると変わって素直なので見ていて飽きない。
「じゃぁね、憐くん」
私は、憐くんに手を振って、生徒玄関を離れ教室に向かった。
「逢川くん、すごい人気だね~」
晴菜ちゃんが明るい声で言った。
「。。。あんたにだけは言われたくないと思う。」
正直、こんなモテ女に言われてもお世辞にしか聞こえない。
「あっはは。そーかもねー。にしてもすごい人気だよ~」
晴菜は、予想以上にツボったようで、大笑いしている。
天才のツボは、分からない。



