君だけだと誓う


「安心して。私だって花楽里のこと大好きよ?」

と言って、ほほをつねってきた。

「い゛た゛い゛~!」

そう私が言うと、晴菜ちゃんはパッと手を離した。

「なにすんのさ~?」

「や、伸びるな~と思っただけで。」

「なっ!」

「どう?気持ち晴れた?」

晴菜ちゃんは、そう聞いてきた。

それで、晴菜ちゃんがなぜ急にこんなことをしたのか意味が分かった。

「ありがと・・・」

うれしくて、とても楽しい気分だ。
けれど、心の靄は晴れない。

それを表情から読み取ったのか
急にこう言いだした。

「じゃあ、一緒に今度遊び行こっか!」

そのお誘いに悪い気はしなかったし
晴菜ちゃんと遊ぶのは楽しいので

「うん」

と返した。

すると、見計らったようにチャイムが鳴って、授業が始まった。