君だけだと誓う

「ん。。。」

気づいたら、寝ていたらしい。

床に転がっていた。

ほんのりと温かい絨毯は昨日の掃除できれいになっていた。

深い眠りについたのか倦怠感はなくなっていた。
体は、どこかすっきりとした感覚だった。

なんだか、変な夢を見た気がする。
見たこともない、名前も知らない女の子に
『人生の価値ってなんだと思う?本当の正解って何だと思う?』
そう聞かれた。

外を見ると、どんよりと暗くなっている。

焦って時計を見ると、短い針が
「10」の数字を示していた。

数秒たってから花楽里は気づく。

1日寝ていたことを。

1日寝ていて、のどが渇いたので、
ペットボトルを手に取る。

すると、ぐぅぅぅとおなかが鳴った。

「おにぎり、あるかな・・・」

こういう時、たいてい母親はおにぎりを3つほど作ってくれている。

まぁ別になければ24時間営業のコンビニで買うのだけれど。

とはいえ、母親が作るおにぎりは格別だ。
もしあるならば食べたいところだろう。

階段を下りて、リビングに出ると机の上には
長いお皿に置かれたおにぎりが3つ、ラップに包まれてあった。