君だけだと誓う


俺は、ずっと大切にされてないと思っていた。

病気が見つかると、両親は泣いてくれた。
その時、自分が必要だと感じていた。

けれどそれは思い上がりに過ぎない。

数週間たつと親は見舞いに来なくなった。

その代わりに来るのは、点滴を打ちに来る看護婦さんと
両親の見舞がないことに情けをかけしゃべりに来る医師だけだった。

苦しい、つらい
そんなこともいつからか忘れていた。

朝は目を覚まして始める。

歩くことさえままならずに
一日を別途で過ごした。

それだけなのに。
息するだけなのに

苦しくて仕方がなかった。

疲れる。疲れた。

もう、俺なんかいなくてもいいんじゃないか。

そう思っていた。