私に、笑顔を教えてくれた。
私に、楽しさを思い出させてくれた。
けれど、彼はもう――――
この世にはいない。
私は、その時に誓った。
彼の分まで、幸せになってみせると。
けれど、簡単に人生がうまくいくわけではなかった。
彼が私の前から姿を消して数日。
調子が良かった体も、元に戻っていた。
あの夢を見るし、
体調も良くない。
けれど一つだけ違うことがある。
それは、私自身が変われたということ。
笑顔を知れたということ。
楽しいと思えたということ。
これは、揺るぎのない事実だった。
それが、私に自信をつけた。
この自信はきっと何かの盾になる。
それからは、相変わらずあの夢は解決できていないけれど、
体も順調に回復して
”普通の生活”
をできるようになった。
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『鈴朱くん、見ててね。。。』



