恋バナカフェの放課後

「いや、それは莉奈のせいじゃない?」
莉奈の話が終わって佳奈が言った。

「なんで?私何もしてなくない?」
莉奈は佳奈の意見に納得していないみたい。

「いや、だって莉奈あんたどんだけ渋谷くんに可愛いって言うのよ。限界迎えて墨汁ぶちまけるって。」
美奈も佳奈の意見に賛同している。

「まぁ、確かに。渋谷くんに可愛いって言い過ぎだね。」

「え?妃奈も?」
莉奈はまだ納得していない。

「莉奈ちゃん。莉奈ちゃんって渋谷くん?のこと好きなの?」
と、瑠奈さんが言った。

「海斗のことですか?恋愛感情はないですね。ただの幼なじみって感じです。」

「恋愛感情はってことは恋愛感情以外で何か特別な感情はあるの?」

「恋愛感情以外か。うーん友達?いや、友達以上恋人未満みたいな関係なんですよねー。私と海斗。」
と、莉奈は言う。

「うーん?莉奈ちゃん。あなたは友達以上恋人未満の相手に可愛いを連発するの?」

「え、だって可愛いものには可愛いっていうじゃないですか」

「渋谷くんも同じ気持ちだと思う?」

「はい。私と海斗はそんな関係だって、海斗も思ってると思います。」
莉奈のその言葉に私たちは黙ってしまった。
でも言い返せないという訳では無い。
ただ、ここで言い返すとなると

渋谷くんの好きな人は莉奈ってことを莉奈本人に言わないといけなくなる。

それは渋谷くんに申し訳ない!!
私たちがそんな感じで黙っていると

「まぁ、莉奈ちゃんはしばらくはこのままでいいか。」
と、瑠奈さんが言ってこの話は落ち着いた。





「瑠奈さん。俺、実は目黒のこと好きなんですよね。告白した方がいいと思いますか?」