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「お久しぶりです、上坂様!」
「水瀬さん!─この度は、本当にありがとうございました。本当に色々なことがあったけど、何回も凄く丁寧にお話を聞いてくれて、本当にここで式を挙げて良かったですっ!水瀬さんにお会いできてよかった」
先日、式を挙げられた花嫁様。
新郎様と仲良く訪ねられ、先日の式がとても良かったことをはじめ、御友人が式を検討しているので、その紹介をしたいと、再来店。
「そう言って頂けると、とっても嬉しいです」
水瀬透和、25歳。
大学卒業後、ウエディングプランナーとして働き始め、3年目。
ウエディングプランナーとしての仕事を簡単に言うと、結婚式の企画やその提案、当日の運営など、その全てをプロデュースする専門職。
透和の幼い頃からの夢は誰かの幸せの一助になりたいという、大まかなものだった。
闘病中だった母が亡くなり、心配してくれた叔母の提案で、大学を辞め、叔母の家にお世話になったのが、20歳の頃。
叔母の家の近くの大学に編入し、卒業後は、元々居た街に帰ってきて、透和は一人暮らしをしながら日々、楽しく働いていた。
「とても喜ばれていましたね」
お客様を見送ったあと、オーナーに声を掛けられる。
亡くなった父とは、違う場所だが、同じブライダルの業界で働いていたというオーナー。
「喜んで頂けて、本当に良かったです」
「上坂様、色々なことがありましたからね」
「はい。一時期はどうなるかと思いましたが、オーナーや皆様のお陰で素敵な式を挙げることが出来て、本当に良かったです」
多くの人の協力がなかったら、透和ひとりには出来なかった。
「上坂様がお幸せそうで、本当に良かった」
透和の言葉に深く頷いたオーナーは、優しい瞳をしている。
幼い頃、よく遊んでもらっていたらしい。
オーナーは父とは仲が良く、透和の【トワ】という音も、結婚、愛などから繋がる【永遠】の読みを使ったものだと教えてくれた。
父と母がどれだけ互いを愛していたか、とか、2人の話をしてくれるオーナーは、両親を亡くした透和にとっては、唯一の両親へ繋がる縁みたいなものだった。
「お久しぶりです、上坂様!」
「水瀬さん!─この度は、本当にありがとうございました。本当に色々なことがあったけど、何回も凄く丁寧にお話を聞いてくれて、本当にここで式を挙げて良かったですっ!水瀬さんにお会いできてよかった」
先日、式を挙げられた花嫁様。
新郎様と仲良く訪ねられ、先日の式がとても良かったことをはじめ、御友人が式を検討しているので、その紹介をしたいと、再来店。
「そう言って頂けると、とっても嬉しいです」
水瀬透和、25歳。
大学卒業後、ウエディングプランナーとして働き始め、3年目。
ウエディングプランナーとしての仕事を簡単に言うと、結婚式の企画やその提案、当日の運営など、その全てをプロデュースする専門職。
透和の幼い頃からの夢は誰かの幸せの一助になりたいという、大まかなものだった。
闘病中だった母が亡くなり、心配してくれた叔母の提案で、大学を辞め、叔母の家にお世話になったのが、20歳の頃。
叔母の家の近くの大学に編入し、卒業後は、元々居た街に帰ってきて、透和は一人暮らしをしながら日々、楽しく働いていた。
「とても喜ばれていましたね」
お客様を見送ったあと、オーナーに声を掛けられる。
亡くなった父とは、違う場所だが、同じブライダルの業界で働いていたというオーナー。
「喜んで頂けて、本当に良かったです」
「上坂様、色々なことがありましたからね」
「はい。一時期はどうなるかと思いましたが、オーナーや皆様のお陰で素敵な式を挙げることが出来て、本当に良かったです」
多くの人の協力がなかったら、透和ひとりには出来なかった。
「上坂様がお幸せそうで、本当に良かった」
透和の言葉に深く頷いたオーナーは、優しい瞳をしている。
幼い頃、よく遊んでもらっていたらしい。
オーナーは父とは仲が良く、透和の【トワ】という音も、結婚、愛などから繋がる【永遠】の読みを使ったものだと教えてくれた。
父と母がどれだけ互いを愛していたか、とか、2人の話をしてくれるオーナーは、両親を亡くした透和にとっては、唯一の両親へ繋がる縁みたいなものだった。


