私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

その後の授業は静かすぎて、俺にとっては地獄だった。

もう本当に、淡々というか事務的で。


輝学園は、難関高校への入学率が全国1位の超進学校。

卒業生には、歴代の総理大臣やノーベル賞受賞者などの有名人が多くいる。


だから、ある程度の真面目さはイメージしていたけど、先生に当てられた質問にも、まるで機械のように正確に答える。

国語の授業で当てられた俺だったけど、「わかりません」と言ったときの、あのクラスの冷え切った空気といったら…。


息が詰まった俺は、昼休みに入ると、あてもなく階段を駆け上がっていた。

そして、屋上へとたどり着くなり大声で叫んだ。


「…あーーーーーーー!!!!俺は、青春がしたいんだよぉぉぉおおお!!」


その瞬間、真下の中庭の木々から、驚いた鳥たちが一斉に飛び立った。

ひとまず、抑え込まれていた青春欲を声に出してぶちまける。


…くそー。

転校初日に会話に困らないように、クラスメイトたちとどんな話をしようって、せっかく1ヶ月前から考えてきたっていうのに。


だけど、私語厳禁って、どうやってクラスメイトと仲よくなれっていうんだよ。

思い描いていた学園生活は、こんなはずじゃなかったのに。


ふと、まぶたの裏に病室の風景が浮かんだ。