私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

ここならだれもこないし、校内で私語ができる唯一の場だ。


「なんだよ、あの朝の集会」

「ああ。おれも聞いてて腹が立った」

「まるで、ボクたちが悪いことしてるみたいな言い方っ…」


俺と同じで、みんな花房会長に怒っていた。


どうして“悪影響”って言われないとだめなんだよ。

俺たちは、ただ青春したいだけなのに。


「でも、これからどうする?生徒会にぼくたちの正体を知られたら即廃部だよね」

「だな。生徒会なら、ガチで部員の特定してくる可能性があるからな」


みんなは黙り込む。


生徒会に言われっぱなしは悔しい。

でも、このままおとなしくなにもしないなんて、そんなの…。


「じゃあさ、俺たちが“意味ある存在”って思わせるような活動をすればいいんじゃないの?」


俺の提案に4人は顔を上げる。


「どういうこと?」

「花房会長言ってたじゃん。『中途半端な配信者ごっこはやめろ』って。だから、中途半端じゃなかったらいいんだよ」

「もしかして、配信者として有名になって、アオハル部を認めさせるってこと?」

「そう!それに、俺たちの青春は無意味なんかじゃない。こんなバカなことをいっしょにできる仲間と出会える輝学園はすばらしいんだ!って、会長にわかってもらうんだよ」