私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

〈しかし、青春だのというバカ騒ぎは、学園の秩序を乱すだけだ。創部を許した生徒会にももちろん責任はありますが、だからといって他の生徒は決して彼らの真似はしないように〉


花房会長はアオハル部の正体を知らないし、ここにいる全員に言っているのはわかる。

でもその言葉のひとつひとつが、まるで俺だけに向かって言われているような気がしてドギマギした。


〈この体育館のどこかにいるであろうアオハル部員にも忠告します。中途半端な配信者ごっこはやめていただきたい。輝学園の名が汚れます〉


それを聞いて、俺はカチンときた。


…“中途半端な配信者ごっこ”?

俺たちはいつでも全力だっていうのに――。


「お、落ち着け…!七星!」


反論しようとした俺を、同じクラスの大志が後ろから止める。


〈正体を明かさないという条件のもと、創部を許可しましたが、少なくともアオハル部はこの学園に悪影響を及ぼしつつあります。これからもなお無意味な動画を上げ続けるというのなら、生徒会としましては部員の特定に努め、廃部を検討する次第です。以上〉


花房会長はそれだけ言うと、生徒の反応を見ることなく一方的に集会を終わらせた。



その日の昼休み。

俺たち5人は屋上に集まっていた。