私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

「まさに“神回”だね」


休憩の合間、大志、風雅、真尋はさっきのゲーム回について話していた。

ふと時計を見ると、7時30分だった。


そういえば、今日なにかがあったような…。


その瞬間、俺の頭の中でなにかが駆け巡った。


「あっ、ごめん!ちょっとテレビ見てもいいかな!?」

「テレビ?まあ、べつにいいけど」


風雅に断りを入れると、俺はチャンネルを変えた。

ちょうど歌番組がやっていた。


「そんなに慌ててどうした、七星」

「好きなアーティストでも出るの?」

「うん!Amaneが出るから見たかったんだ」


Amaneの活動はメインは動画配信で、あまりテレビに出ないから今回は超貴重。

しかも、生放送!


〈それでは、次はAmaneさんです。どうぞ!〉


美人アナウンサーがカメラに向かって微笑む。

直後照明が落ち、次にテレビに映されたのはスポットライトの下でギターを弾くAmaneの姿だった。


「Amame、かっこいいよね。高校生くらいかな?」

「年齢は非公開らしいけど、意外とおれたちとそんなに変わらないかもな」

「オレ、Amaneの歌聞いたら泣いちまうんだよなっ…」

「え、もう泣いてるの?まだイントロだけど」


しかもこの歌、応援ソングだから、泣くというよりはむしろ元気が出るはず。