私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

俺の提案に、みんなはうなずいてくれた。

しかし、玲音だけは気まずそうに眉尻を下げた。


「ごめん。ぼく、明日はちょっと用事が…」

「あ、そうなの?じゃあ、ガチかくれんぼは今度にしようか」

「そうだなー。5人でやったほうがおもしろいだろうし」

「だったら、代わりにおれの部屋でモンアタしようぜ。それを今回の動画にしたらいいだろ?」

「モンアタなら、人数関係ないもんね。それにゲーム実況って、再生回数の伸びもいいもんね」 


本当は5人そろった動画が一番跳ねるが、玲音がこれないなら仕方ない。

今度の配信動画は、風雅の言うように4人でのモンアタゲーム実況にしよう。



次の日。

学校終わりに風雅の部屋に集まって、みんなでモンアタをしていた。


〈おりゃ!とうっ!〉

〈だーかーらー!ポチはおれの邪魔してくるなよ〉

〈あ…、待って、ますくん!置いてかないで!〉

〈みんな待ってあげてー。ぶちょーがザコの大群にやられてまーす〉


ハンドルネームにもだいぶ慣れてきた。

初めこそ、本名で呼んでしまうときもあったが、今では動画を回すと切り替えができるようになった。


「今回の、イイ感じじゃね?最後、オレの奇跡の一撃で終わってるし!」

「悔しいが…。まあ、あれは狙ってできるもんじゃねぇからな」