私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

ロシアンルーレットジュースから数日後。

寮の俺の部屋には、アオハル部が集まっていた。


「うおおお!!なんだ、これはっ!」


そして俺は、スマホの画面を見ながら叫ぶ。


そこには、『アオハルチャンネル』というアカウント名で、『ロシアンルーレットジュースやってみた』というタイトルの動画が配信サイトにアップされていた。


実はこの前の公園で、試しに風雅が隠れて動画を撮っていたのだ。

それを玲音が編集してくれていた。


なにも知らなかった、俺、大志、真尋は、アオハル部初の青春動画を見て感激していた。


「…これ、めちゃくちゃ青春じゃんっ…!」


俺はあまりのうれしさに思わず涙。


「すげぇ。大志よりも先に泣くなんて、やるなぁ七星」

「だって…、これが俺のあこがれてた青春なんだもん」

「そう言われたら、オレも泣かずにはいられねぇなー…!」

「大志くん、べつに張り合わなくたっていいんだよ」

「そんなの、七星を見てたらもらい泣きするに決まってんだろぉー…!!」


俺と大志は抱きつきながら泣いた。

もとは、俺たちふたりから始まったわけだから、とくに思い入れが強い。


「しかも、再生回数が10もついてる…!」

「あ〜…。それはおれたちが確認で何回か見たのと、今見たので、実際はゼロみたいなもんだな」