私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

その風雅の話に、俺たち4人は驚愕する。


「えええー!じゃあ、すぐに飲めねーじゃん!」

「風雅くん、なんでそんなこと…」

「靴飛ばしで負けたからな。素直に買ってやってたまるかよ」


なんてヤツだ…!

そういう、ひねくれたところが風雅らしさでもあるが。


「名付けて…、『ロシアンルーレットジュース』だっ」


俺たちは、おそるおそる自分が手にしたジュースを見つめた。


俺のジュース、やたらと泡が多い気がするけど…気のせいだよな?

チラリと隣を見たら、大志のほうがシュワシュワしている感じもするし。


「言っておくけど、仕掛けたおれ自身もどれがどれかはわかってない。『せーの』で一気に開けるぞ。いいな?」

「お、おう」

「いいよ」

「準備はできる」

「ハズレ引いたのだーれだ!」


全員がキャップに手をかけた。


「「せーの!」」


…プシュー!!


キャップを開けた瞬間、吹き出す音とともにあふれ出す炭酸ジュース。

その水柱ならぬ、ジュース柱が顔面に直撃したのは――。


「俺かよー…!」


そう、俺だ。

顔だけじゃなく、髪もシャツもズボンまでぬれてしまった。


「ギャッハッハッ!七星だ!」

「おめでとう。当たりだな」

「思ってた以上に吹いたね」

「七星くん、このハンカチ使って〜」