私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

「あっ、ブランコ空いたよ!」


真尋が指さすから、俺たちは全員でブランコに乗った。


「せっかくだからさ、みんなでなにかゲームしない?」

「おっ!イイねー!」


俺の提案にみんなが乗ってくれたから、全員で靴飛ばしをすることにした。

そして、一番飛距離がなかった最下位の人が、そこの自販機で全員分のジュースを買うという罰ゲームつき。


「よし!行くぞ!」

「文句はナシだからな」

「わかってるよ〜」


――その結果。


「くっそー…。おれかよ」


負けたのは、風雅だった。

風雅はブランコから飛び降りると、飛ばした靴を拾って自販機へと向かった。


俺たちもそれぞれの靴を回収したころ、腕に同じ炭酸ジュースのペットボトル5本を抱えた風雅が戻ってきた。


「ほらよ。くれてやる」

「サンキュー、風雅」


みんな、風雅の腕から1本ずつジュースを取っていく。

しかし、なぜか風雅は不敵な笑みを浮かべていた。


「さっそく、いただきま――」

「おっと。待つんだな、大志。もしかしたら、爆発するかもしれぇぜ?」


風雅はニヤリと笑ってみせる。


「爆発…?んなバカな」

「笑ってるが、マジだよ。なぜなら、おれがこの中のどれかひとつの炭酸ジュースを、さっき思いきり振っておいたからだ!」