私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

友達と放課後にこういうところで遊ぶのにもあこがれていたから、あまりにも楽しくてゾクゾクした。


そのあと、なんとなく帰り道にあった公園に立ち寄って今後のことを話し合うことに。

ジャングルジムの一番上に上って作戦会議。


「身バレしたら、アウトってことだよな」

「となると、動画配信は編集で顔を隠すことになるけど、玲音そんなのってできんの?」

「できるよ。ぼくに任せて」

「まあ、顔さえ明かさなかったら、そう簡単には特定されねぇとは思うけど」

「ボクもそう思う。だって、校内は私語厳禁だし、声バレはまずないはず。ボク、クラスメイトがどんな声なのかすら知らないもん」


私語厳禁という厳しい校則だけど、そのおかげで声バレしないのは逆にありがたい。


「それにしても、ジャングルジムに上るのっていつぶりだろ」

「マジかよ、玲音。オレはよくひとりでサルごっこしてるから、久々感はないけどな」

「そういえば、大志は上るの手慣れてたもんね」

「…えっ。玲音の気になるのって、そこ!?もっと、“ひとりで”とか“サルごっこ”のほうが、フツーに気になるくない?」

「だよな、風雅。俺もそこが気になって、そのあとの話が入ってこなかった」


でも、大志ならひとりでそんなことをしていても不思議ではないと思ってしまう自分もいる。